店舗は非日常の最先端であるべし。絨毯の効用。

お家をキレイに快適にする目的で
ホームセンターで買い物するとしたら
そのテンポがキレイで快適でオシャレでなくてはいかんよな。

と、常々思っておりましたが
新しいHCには、そうした店舗が出現してきている。

大規模店でコレができるのに
小さな身店舗で出来ないのは
即効息の根がとまっちゃうのでは?

店舗が小さいということは
隅々まで目が届き
演出が作り込めるはずなのに。

高揚感だったり
安堵感だったり
いったい、自分の店は何を感じる店なのか?

店だから・・・
といって間に合わせの什器や小物を置いてはいけない。
自分の自宅居間に置きたくないデザインを
店舗だからという理由で置いてはいけないのです。

お客は「買い物」経験値がたまり
買い物が鍛えられています。
「こんな店に住みたい」と思ってもらえないと
買い物されないか、値切られてしまいます。

お客に
「ここに住みたいわ~」
と言ってもらえていますか。

日常では財布は開かなくなりました。
非日常が財布の口をあけるのです。

非日常は面倒くさいものです。
ちょっと気を許すと雑多なものに店内は占拠されてしまいます。
お客にとっての非日常は
店にとっての面倒くささなの。
店側が便利なのはバックヤードまで。
お客の非日常で店舗をしつらえましょう。

こうした演出に一役買うのが「絨毯」です。
店舗の足元である床には結界があります。
人は誰もが床に立ってつながっているからね。
足元を見る、などという言い回しがあるくらいですから
床のしつらえも重要なのね。

私の店舗実例写真を載せます。

什器の下に絨毯をしいています。

店舗で最も嫌われている“しつらえ”は絨毯かもしれません。
掃除が面倒なことを、お客がひっかかるといけないから、と
理由をすり替えているように思えます。

歩く場所に突然絨毯があっては
こうした問題があるかもしれませんが
什器のしたなら大丈夫です。

絨毯が敷かれた什器や場所は上等感が演出できますよ。

出来れば本物が良いですが
それよりも掃除されキチンと毛並毛羽立ちまで整えてあることが大事です。
いくら本物でもくたびれていては本末転倒ですからね。

店舗入り口から見えるコーナーに
赤い絨毯をしいたことで入店率が上がった店もあります。

あなたの店舗にも絨毯を敷けるコーナーが作れないか見直してみましょう。